お約束の火曜日
奥さんが作ってくれた朝飯をちょこっとだけ食べて家の用事を色々とすます。
十時半頃に愛車に跨がり家を後にする。
稲荷町駅辺りから脇道に入り、根岸方面に向かう。この上野下アパートを左に折れて区役所前を通る。このアパートについては旧Bkogで詳しくレポートしている。
東上野に妙な踏切がある。「銀座線 踏切」と記されている。ここは銀座線の上野車庫である。上野始発の電車はここから入って行くのだろうか? 地上道路を横断する地下鉄車両の姿は異様な佇まいである。
昭和通りを渡って上野郵便局方面に進むと途中にこの店がある。
「北山珈琲店」
月曜日定休
台東区下谷1-5-1 03.3844.2822
珈琲の味だけを楽しめ!という店で、待ち合せや商談はお断りと入り口に張り紙があった。
さてと、下谷の裏道を通り抜け根岸に入り、本日の目的である グリル/ビクトリヤに到着。開店時間の11:00より15分ほど遅れての入店になった。先客は初老のご婦人二人連れと親父が一人。
女性軍はカキフライ、男性はやはり例のメニューを頼んでいるようだ。
↑ これが [ 豚肉ヒレ生姜焼きセット1100円 ] 。我輩はトンカツもロース派で、ヒレは普段あまり口にしない。[ 上ロース生姜焼きセット1500円 ]もあったが、懐具合とやはり看板メニューということでヒレをオーダー。大正解ですぞ!!とにかく噛み切る必要がないほどの柔らかさなのである。甘さを押さえ生姜本来の辛みが効いたタレも絶品。ポテトサラダが付いてなかったのが残念。あと贅沢を言えば洋食屋の味噌汁も欲しいところだ。
充実した気分で日暮里方面に向かう。知識としてはあるが訪れたことがない中央通り。
日暮里繊維街の様子。
布の街にふさわしく、布屋が軒を連ねている。端切れや変わった布を求めて多くの買い物客で賑わっていた。
残念、火曜日は定休日だった。庭でも眺めながら団子に渋い茶でも飲みたかったのだが。
「根ぎし 芋坂 羽二重団子」
荒川区東日暮里5-54-3
かつてギタリストと根岸をぶらりした時にはここで暫し休んだものである。しかし残念だったなあ。
イメージ画像。
中庭を眺めながら普段は食べない団子を頬張るのもいいものである。そしてお土産に団子、家族サービスも忘れてはならないのだが。
鴬谷に向かうのに裏道を進む。根岸らしい路地が続く。
「子規庵」
台東区根岸2-5-11
正岡子規が書斎として使用していた二軒長屋ね。なかなかいい感じの建物であったが、500円の入場料を払ってまでなあ。根岸三平堂の例もあるし、ちょこっと覗いただけであった。
今日は生姜焼きが目的だった為、駆け足の散策であった。
明日は体力があればであるが、本郷あたりを散策する予定である。