神田川が隅田川に合流する落口(おちぐち)に架けられた橋の名前に由来する街、柳橋散策でありまつ。
蔵前の榊神社(鞄の松崎本社の裏)をお参りをして神社の前を隅田川に向かって歩くと隅田川テラスに出ることが出来る石段がある。本日は肌寒い位だったが、弁当をテラスで楽しんでいるひともチラホラ。
かつて花柳界として栄えた柳橋もほとんどがオフィスビルになっている。そうはいっても名残りはあり、寿司屋/甘味屋/佃煮屋と老舗が多く残っている。柳橋の食べ歩きは次回に譲る。
浅草橋から柳橋を眺める。屋形船が並んでいる。元々は吉原に通う遊客を運ぶ交通手段だった屋形船も後に花柳界の船遊びに使われ、現在は花見や遊覧用に生き残っている。
↓ 古地図で見る柳橋辺り。
台東区側の岸に多くある舟宿でR。浅草橋から柳橋の間には 鈴木屋/小松屋/井筒屋/あみ春/あみ新/田中屋 と六軒の舟宿がある。
柳橋を渡るとすぐに靖国通りにぶつかる。それを左に曲がれば両国橋、直進すれば東日本橋エリアでR。
東日本橋から浜町に向かう街並も見所はあるんでつなあ。次の機会には「薬研堀(やげんぼり)不動院」からでもスタートしてみまつか。ちなみに浜町にある明治座では29日から「松本清張 生誕100年記念 黒革の手帖」が上演される。