Anton日々精進それから

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早朝 鴎外を訪ねて

さて、夏期休暇初日でR。買物や部屋の徹底的掃除とやるべきことはたらふくあるが、とんかく休み初日でR。悟空的に言うと「オラ、ワクワクしてきた」状態というか。そんで朝五時前に完全に目覚めてしましますた。このまま起きれるならかまわない、しかし早朝から掃除する気になれんし・・・やっぱ、風呂に入りに行こう。
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池之端の「水月ホテル 鴎外荘」は確か朝6時から一般入浴出来るはずで、そう考えたらもう行くしかないのでR。着替えとタオルを用意して五時半過ぎに自転車[流星号]に跨がる我輩であった。


早朝のアメ横。九時過ぎから夜までの喧噪が嘘のよーな静けさでつ。
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しかし、早朝から暑いのでありまつ。ジトっとくる暑さ、風呂に入ったところで家に帰るまでにまた汗かくだろうなあ。その不合理もまたいいではないか!


中央通りを渡り、京成上野駅の裏手の道を進む。左手には不忍池が広がる。
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折角だから弁天堂でもお参りしていくことにする。六時近くだと人も少なくない。早朝散歩のコースに最適の環境だからな。不忍池はビッシリと蓮で覆われている。不忍池かの西側辺りは森鴎外「雁」の舞台にもなったエリアでもありまつな。蓮の花は正に今が見頃でR。ポンと音を出して咲くらしいが我輩はまだ見たことが無い。


通りに戻って左手に上野動物園西園を見ながら進むと本日の目的地が見えてくる。
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フロントでチェックインしまつ。温泉利用のみは1000円だが、早朝は650円に割引。確か朝食も頼めるはずだったのでそれもリクエスト。温泉入浴とホテル朝食で1980円ですた。中庭の通路を通って二階に。


以前に来た時には結構朝から泊まり客が入っていて混雑してたんだが本日は二人。それも既に出るタイミングだったので実際貸切り状態ですた。浴室は男が「檜の湯(古代檜漆浴槽)」、女が「福の湯(天然大理石浴槽)」、カルシウムやラジュウムなどを含んだ重炭酸ソーダの天然温泉でR。
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近隣に我輩の一押しの銭湯「六龍鉱泉」がある。相違点はふたつ。先ず六龍が烏龍茶のような黒湯であるのに対して薄い茶褐色の湯であること。次に六龍が46〜48℃の熱湯に湧かしてあるのに対して推定40〜41度の適度な温さであることでR。後に他の客が入ってくるまでの約20分間、温湯に何度も入って極楽気分を味わいますた。


汗が引くまで涼んだあと、1Fにある京料理「沙羅の木」で朝食。
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朝食の全景。ついつい冷たいビールなぞを頼みたくなる一瞬でありまつ。窓から鴎外旧居の庭を眺めながらゆっくりと飯を喰うわけだ。仲居が飯や茶の給仕をする。


おかずは 温泉玉子/蓮根のきんぴら/煮豆と玉子焼き/切り干し大根/サラダ/鯖の塩焼き/白菜の浅漬けと梅干し/味付け海苔/味噌汁は岩のりと麩ですた。なんか一泊した気分になれる朝食でありまつな。
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朝食後に鴎外旧居にお邪魔する。「舞姫」を執筆した部屋は今もその時代の香りが漂ってくる。
「彼は幼き時より物読むことをば流石に好みしかど手に入るは卑しき『コルポルタージュ』と唱ふる貸本屋の小説のみなりしを余と相織る頃より余が借したる書を読みならひて漸く趣味をも知り言葉の訛りをも正し幾ほどもなく余に寄するふみにも誤字少なくなりぬ、かゝれば余等二人の間には先ず師弟の交じりを生じたるなりき」

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文豪・森鴎外ゆかりの宿 水月ホテル鴎外荘website
台東区池之端3-3-21 03.3822.4611 フリーダイヤル0120.266.266
上野駅不忍口から徒歩10分程度 無料の定時シャトルバスあり(17:00から30分毎)
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by anton_ms | 2008-08-07 09:47 | 吟遊詩人の旅
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あのとき掲げた僕らの旗だけが 今も揺れている時の風の中で(the flag)


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