えー、今回の水曜日ランチは [NTS]でR。そう、[根津で豆腐と白玉]。
「根津とうふ屋 須田」木曜日定休
文京区根津2-16-8 03.3822.1028
営業時間 昼の席 11:30〜15:00 / 夜の席 17:30〜22:30
土日は通しで 11:30〜22:00
東京メトロ千代田線 根津駅から徒歩1分 言問通り沿いにある。大中華丼でお馴染みの中華の名店オトメの斜め前あたり。
店頭では豆腐関係販売しておりまつ。そして奥の暖簾を潜ると江戸商家を再現したという空間は民芸館の様な佇まい。部屋はすべて個室で4人がけの席で3部屋、4人がけの席×2席が1部屋の計4部屋。畳に低めのテーブルと椅子。椅子に腰掛けて足裏に畳の肌触りが落ち着きまつな。
席に案内されて暫くすると仲居さんが茶を入れながらオーダーをとりまつ。
昼のメニューは
「櫻(豆腐づくし)1575円」と「椿(掬い豆腐と点心)2625円」の二種。「花 3675円(猪口+前八寸+煮物椀+向付+掬い豆腐+進肴+炭火焼+お食事+水菓子)」「月 5250円(猪口+前八寸+煮物椀+向付+掬い豆腐+鉢肴+進肴+朴葉焼+お食事+水菓子)」「雪 7875円(猪口+前八寸+煮物椀+向付+掬い豆腐+鉢肴+焼物+進肴+朴葉焼+お食事+水菓子)」の懐石料理もオーダー出来まつが、ランチだからなあ。
オーダーは勿論、
1575円の「昼膳 櫻」でありまつ。
猪口は「湯葉豆腐」
専門店での豆腐料理は初めてだったので何が出てくるのかワクワク。初っ端の湯葉豆腐、見た目より味が濃い目で美味でありますた。
前八寸「田楽」
豆腐と揚げの田楽でありまつ。揚げのパリパリ感も感激だったが、この豆腐の田楽「旨めぇ!」ヤミツキになる食感と味でR。
「掬い豆腐」
看板の品でありまつ。籠に笊が置かれその上に見た目も滑らかな豆腐が鎮座。仲居さんが取り分けてくれて、曰く「はじめはそのままお召し上がりくだたい」。成る程、豆の濃い味が楽しめまつ。そしてその後は粗塩を振って食しまつ。豆腐を粗塩で喰う、これ目からウロコね。
進肴として「厚揚げの煮物」
軽いと思っていたが結構納得する流れではありまつ。本日は抜きだが、昼の熱燗なんぞをオーダーしたらちょうどいい感じ。
食事「ジャコ飯」
「ごはん大盛り!」の定番の台詞を拒否するような登場の仕方でありまつ。茶の入った急須と漬物は [沢庵/野沢菜/昆布の佃煮]。お好みで茶漬けにしろということか。ジャコに粒山椒がまぶしてあり、程よい刺激と香りでつ。一口食べてから茶漬けにしますた。
水菓子「プチ白玉みつ豆」
一口サイズのみつ豆でつ。これが後引くんだよなあ。これでコース終了、女性軍には丁度いい量かも。上でも書いたが、酒席として考えると豆腐懐石は「有り」かも。
テレビ東京が取材に来てますた。我輩達が勘定を済ませて出てくるとスタッフと遭遇。我輩が男性スタッフと談笑してると奥さんと女性リポーターが話し込んじゃってますた。この人番組で主婦リポーターとしてやってる服部恭子って奴らしいな。
リポーターは「何を喰ったんでつか?」と [花][月][雪] の懐石コースを指差したらしいが、奥さんは「昼飯なんだから一番安い [櫻] に決まってるじゃねーかよ!」と答えていたよーでR。なんでも [朝はビタミン] という番組らしい。
昼膳のデザートのプチみつ豆が後引いちゃって二人で甘味が喰いたくなっちゃいますた。そこで同じ根津二丁目の「はん亭」に向かいますた。串揚げの名店でつが不忍通り側に同店の甘味処があるのでつ。ランチも1000円〜1500円と手頃な値段でオーダー出来る。
「茶房 はん亭」 月曜日定休
文京区根津2-12-15 03.3827.5317 11:30〜15:30のみ
「はん亭」の甘味処なので趣がある雰囲気を想像していたが、そーでもない。黒を基調とした和カフェのイメージ。平日は安価のランチ目当ての周辺のOLなどが集うので賑やか。落ち着いてお茶をするといった感じは残念ながら期待しない方がいい。
甘味の定番は [クリームあんみつ]でR。
ここは白玉が売り物なので
[クリーム白玉あんみつ700円] をオーダー。結構大盛りで、我輩としては前の豆腐ランチと合わせて一本というところでありますた。
最後に根津二丁目界隈の風景。
稲荷鮨と巻物の
「三花(みはな)」、休業してますたな。濃い味付けで煮込んだ黒っぽい揚げの稲荷鮨をテイクアウトしたかったんだが残念。店主、おかみ共々かなりの高齢なので店やめちゃうんでつかな?寂しいかぎりでありまつ。