基本的に西の方は馴染みが無い。凄っく遠い感じがしまつ。大田区?どこ?
「日蓮宗大本山 池上本門寺」 大田区池上1-1-1
総門を抜けると目の前に此経難持坂(シキョウナンジザカ)が現れる。結構上りがキツそうだが頑張りまつ。上りきると右側に日蓮の像。仁王門を潜ると左手に日朝堂がありまつ。
散策系のブログってこうした神社仏閣系訪問が何故多いのだろうと考えながらも吟遊は続く。しかし、このお寺って風情がありまつな。しかし九時前の境内は寒い寒い!ここ数日の寒さ、結構きますな。
実は本日の表紙画像で分かるように目的は力道山の墓参りでつ。仁王門を潜って右に行くと五重塔があり、そこを左方向に進むと「力道山の墓はこちら」という立て看板がチラホラ、それに誘導されて進んでいきまつ。
過去プロレス業界の節目節目に猪木、馬場がここにお参りし、その光景が東京スポーツ/ゴング/週刊プロレスなどの誌面を飾ったものでありまつ。今やすっかり業界自体が代替わりしてそんな景色は見られない。
とはいっても「力動!」堂々と君臨しておりますた。力道山がいなければ猪木は出てこなかったし、そうなると佐山聡がオープンフィンガーグローブを提案することもなかった。こじつけではあるが辿っていくと総合の原点も此処になるってことかも。
さて折角はるばる池上に来たのだからちょいと足を伸ばして蒲田に行く。大田区は銭湯が数多く存在するエリア、そして蒲田は温泉銭湯が多いとこなのだ。それも黒湯の温泉地帯で有名で機会があれば来てみたかったとこ。本門寺で冷えきったカラダを黒湯で嫌そうではないか。
先ず訪れたのは仲六郷にあるこの銭湯。健康ランド風の立派な銭湯でありまつ。ビルの中に宴会場やビデオシアター、食事処も完備してまつが銭湯でありまつ。10:00開店というのが嬉しい。開店と同時に入ったのだがあっという間に20人ほどの入客。浴室内部の撮影は流石に出来ず。浴室内はサウナ(別料金)と水風呂。ジェット系の寝湯、ジャグジー。薬湯。そして浴室入口近くに黒湯温泉の湯槽がある。蒲田の黒湯、半端じゃなく黒いでつぞ。ルックスは「重油」の如くでありまつ。湯面から手を沈めていくと5㎝ぐらいで見えなくなる。次もあるので顔を洗う程度30分ででますた。
「天然温泉 nu land さがみ湯」 基本的に無休
大田区仲六郷2-7-5 03.3739.1126 10:00〜23:00営業
続いて訪問したのはココ。商店街を歩いてくと突然現れる赤い看板、蒲田温泉でありまつ。ここの黒湯はさらに濃いとの評判でつ。こちらはサウナ無料。湯槽はサウナ脇の冷水風呂と白湯の超音波風呂(ジャグジー)に電気風呂。黒湯は半円形の湯槽を仕切ってあり普通と高温風呂に分かれている。
「蒲田温泉」 水曜日定休
大田区蒲田本町2-23-2 03.3732.1126 10:00〜24:00
先客は8人ほどだが高温風呂には誰も入っていない。貼紙で「高温風呂なので水でうめないで」と訴えている。湯温は古い電光掲示で45.9℃と46.0℃を行ったり来たりの状況。入ってみたのだがなんでもない湯温でありますた。池之端「六龍鉱泉」での修行はダテじゃないってことは実感しますた。しかし黒湯はいい感じでつ。透明度はやはり低くここも5㎝で見えない。アルカリが強いせいかツルツル感ヌルヌル感があるイメージ。かなりの回数浸ってしまいますた。
帰りがけ例のスタンプを貰った時にフロントのおばちゃんに「蒲田って餃子も有名だよね」と尋ねると速攻でオススメの店を教えてくれますた。地元の人に聞くのが無難でつな。蒲田の餃子、うーん楽ちみ。
「中国家庭料理 ニーハオ/本店」 年中無休
大田区蒲田4-24-14 03.3735.6799
11:30〜14:00/17:00〜22:00 営業
蒲田八幡神社を目指すとコンビニの向かいにあるので場所が分かりやすい。色々と種類があるらしいが、普通の焼き餃子6個300円を二人前オーダ。
暫くすると出てきますた。聞くと羽根つき餃子の元祖といわれているらしいな。皮は手作り特有のモチモチ感で小龍包宜しく肉汁がたっぷりですた。辣油、酢、醤油のタレが食べ終わる頃には肉汁で薄まり思わず飲み干してしまいますた。
蒲田の餃子激戦区には他に歓迎(ホアンヨン)、金春(コンパル)という名店があるそうだ。