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Anton日々精進それから

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最終日は縁側でカラダを冷ます

いやあ、短い連休ですたなあ。もっとも本日は朝一番から昼過ぎまで働きますたが。仕事を終えて車内で着替えた瞬間から連休最終日が始まる。
とりあえず飯だ! 以前に紹介したが、千住のプア庶民を支える店。
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「りんりん」 水曜日定休
足立区千住中居町17-14 03.3870.2187 北千住駅西口5分4号線沿い
35年以上喰ってる。ラーメン300円/餃子200円/ライス150円の優良店。


最終日に何処へ行こうか迷いますたぞ。台東区内にするか、隣接する荒川区や墨田区にしようか? 迷った末に選んだのは先日「大黒湯」訪問の際にも情報を集めていたこの銭湯である。大黒湯が [King of 銭湯] なら、[King of 縁側][King of 庭園] といわれて千住元町にどっしりと存在感を有する銭湯。
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「タカラ湯」 金曜日定休
足立区千住元町27-1 03.3881.2660 15:00-24:00


周りに高い建物が少ないエリアのせいもあって、威風堂々とした外観である。
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二段の破風にあしらわれた鶴と七福神の彫刻が見事である。タカラ湯のHPによると、開業は昭和2年。昭和13年に柴又帝釈天の宮大工に入口の七福神の彫刻をお願いするとある。七福神は80年も千住元町の庶民を見守り続けているということか。


開店前に入ったので、入口には閉店中の「ぬ」の木札。番台はフロント形式でフロント前のロビーは広めでキレイ。ロビー奥から庭に出られる。
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男湯の暖簾をくぐると開放感たっぷりの脱衣所、見上げると格天井。庭に面した縁側に掃き出しのサッシが目一杯とってあるのでとにかく明るい。改装を重ねたのだろうがレトロのなかにも新しさを感じる清潔感一杯のスペースである。


浴場に入る。壁画はタイル画で富士山が控えめに中央に位置している。浴槽は五種類、湯温は44〜46℃。六龍鉱泉を体験したばかりなので、余裕でじっくり浸かることが出来る。開店と同時に15人の客、始めに開いていたのが「デンキ風呂」だったので、ピリピリ感を味わう。
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今日は5月5日端午の節句ということで『菖蒲湯』ですな。奥の二つの浴槽の蛇口に菖蒲がぎっしり詰まった麻袋をくくり付けて湯に浸していますた。『菖蒲湯』ってこうだっけ?遥か昔の銭湯は菖蒲がたっぷりバラで湯船に浮かんでいたような気がするが。まあいいや、例によって2度洗いに3回入浴、おまけの最後のデンキ風呂。結構カラダの芯まで暖まりますた。


火照ったカラダを冷ますのはここ。そしてタカラ湯の代名詞となっている『縁側』と『庭』。我輩の未熟な撮影でも伝わるよな。湯に浸かるのと同じ位楽しみにしていた空間だ。池には噴水に錦鯉が23匹までは数えた。季節柄ツツジも咲いておりまつ。いつもより長く外気に身を晒していたのは言うまでもない。
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思いつきで始めた『銭湯7連ちゃん』だったが、正直ハマっちゃいますた。430円の旅は捨てがたいですぞ。


by anton_ms | 2007-05-05 22:36 | 吟遊詩人の旅
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あのとき掲げた僕らの旗だけが 今も揺れている時の風の中で(the flag)


by anton_ms
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