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見逃すな!原点の闘い   

今から33年前に行われた伝説の異種格闘技「アントニオ猪木vsモハメッド・アリ」が7日(土)、『テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負~いま明かされる舞台裏の真実』(テレビ朝日系)で遂に封印が解かれる。これまで権利の問題で放送できなかった伝説の戦いが同局の開局50周年を記念し、遂にフルラウンドをダイジェストで放送。番組では当事者であるアントニオ猪木がVTRを見ながら当時の状況を振り返る。
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1976年6月26日、20世紀最大の戦いのゴングは鳴った。37ヵ国で衛星生中継され、世界14億人がテレビの前で釘付けとなった夢の対決はいかにして実現したのか? そもそもの始まりは、当時ボクシング世界王者だったアリが、「100万ドルの賞金を出すので、日本人で挑戦する者はいないか」というマスコミ向けに言い放ったジョークだった。この発言に名乗りをあげたのが、自身のプロレス団体・新日本プロレスを旗揚げしたばかりの猪木だった。交渉の末、アリ側にファイトマネー610万ドル、当時のレートおよそ18億円で合意に達した。同年3月にニューヨークで行われた調印式では激しい舌戦が繰り広げられた。アリが「このペリカンヤロー! お前は俺の話を聞いているだけで負けているぞ!」と挑発すれば、猪木も猪木「俺は右から左へ抜けているから」と受け流す。これに怒ったアリは「何でも使ってくれ!!」と、どんなルールでも受け入れる姿勢を見せた。
だが、そのビッグマウスとは裏腹に、当初はエキシビションマッチだと考えていたアリ。しかし公開練習での猪木の“本気ぶり”に驚愕。偽りない真剣勝負だと察知したアリは、決まっていたルールの変更を要請。アリが帰国を匂わせる猪木は応諾し“80%、アリ有利のルール”での試合が行われた。寝そべりながらキックを繰り出す猪木と、なすすべもないアリという図式が、1ラウンドから最終15ラウンドまで終始変わることはなかった。翌日のスポーツ紙等で『世紀の凡戦』と酷評されたが、現在では理にかなった猪木の戦いが再評価され“総合格闘技の礎”と評価されている。
改めてアリとの一戦を振り返ることになった猪木だが「実は試合のVTRを見るのは僕自身も33年ぶりなんです」と意外な告白。各ラウンドごとに、その戦いぶりが猪木自身から語られ、当事者にしか知りえない意外な発言も飛び出す。番組では試合後に芽生えた猪木とアリの奇妙な友情と、その後の数奇な運命を辿る。
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by anton_ms | 2009-01-30 21:39 | 最強の男は吾輩が決める!!
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あのとき掲げた僕らの旗だけが 今も揺れている時の風の中で(the flag)


by anton_ms
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